札幌SEO&ウェブ解析士【Ramjet design.】

札幌を拠点にSEOを行う。(WACA上級ウェブ解析士)

すべてのサイトはウェブマガジン化する

      2016/03/03

webm

近い未来、すべての企業サイトはウェブマガジン化していくと予想しています。

なぜかというと、「ウェブサイト」や「インターネット」の性質をいろいろと考えた時、「ウェブマガジン」というスタイルで運用することが、企業やサービスのブランディング、顧客フォロー、発信力、ソーシャルメディア(SEOなども含む)といったものに、プラスにはたらくと考えているためです。

なぜウェブマガジンなのか?の前に、3つ

「サイト運営者」「サイト利用者」「インターネット」

昔、SaCSSという札幌のコーダーのための勉強会で、ウェブサイトの運用についてのLT(ライトニングトーク)をさせていただいたことがありました。

そのときにとにかく言いたかったことは、ウェブサイトが最適化するべきものは「3つ」あるということです。

それが「サイト運営者」「サイト利用者」「インターネット」でした。

ウェブサイトはこの3つの最適化がされているものであってほしい。あくまで個人的な制作者としての視点でしかありませんが、少なくとも僕が作るときはこの3点は常に念頭に置いています。

顧客のコストの問題や、コンテンツをどう作成していくかの問題は山積みですが、それは次回以降にしておいて、ここでは「ウェブサイトは作って終わりでは利益は生まない」ということです。紙媒体の広告と決定的に違う点として、ウェブは動かす(管理・運営)ことが可能だということ、さらにいうならば、動かすことにより、意味が大きくなっていくものだということです。

※ウェブに携わって、お客様に勘違いされがちなのが「ホームページを持つ」のがゴールに設定されているケース。あくまで「情報を伝えること」をゴールとする(その重要性を説く)ことで、先ほどの3者に最適化するための足がかりが可能になる。あくまでお客様にその『価値』を伝えていくことができるのは、制作側なので、利益追求にしか聞こえなくも無いけれど。

1「サイト運営者」への最適化

放置されないウェブづくり

「作って放置」→「最終更新5年前」のような切ないサイトを1度は目にしたことがあるでしょう。

管理・更新など、あるていどの作業やメンテナンスをお客様側(運営者側)で行いやすくしてあげなければ、そういうことがいくらでも起こりうることになります。どんなに綺麗なデザイナーズマンションでも、住んでくれる人が汚く使っていると、せっかくの洗練も台無しな気分にならないでしょうか。

CMSの導入がスタンダードになってきたので、ページを増やすといい、という意識があるクライアントも増えてきました。ウェブデザイナー側にできることは、運営者が運営しやすい環境を用意してあげることがまず1点です。

ラクできるSEOが無くなる傾向だということもクギ刺しておいたほうがいいかもしれません。運営・管理・更新をしないで利益をガリガリ生むようなウェブサイトは滅多に無いということです。

2「サイト利用者」への最適化

歩き回らせたらダメだ

ひとことでいうと、サイトを見に来る「サイト利用者」にとって、本当にほしい情報を掲載してあげることです。

その情報がどこにあるのか、いかにわかりやすく、ストレスなく、伝えられるかを徹底的に考えつくすこと。もう、ほとんどここが物売りなど、ビジネスでウェブサイトを運営することのキモでありメインになります。平坦なことばになってしまいますが「このURLを見てください」とか、「詳細はトップページの下の方にバナーがあります」など、言葉で済ますよりも・・・たった1行のアンカーリンクを設置するだけでゲキテキに使い勝手は向上します。

ウェブサイトにいかに「接客」をさせるか、ということになってきます。見渡しても店員が見つからない電気屋さんなんて、歩き回るほうが馬鹿らしくなってくるはずですから。

3「インターネット」への最適化

世界に追従し続ける

3つ目は、「インターネット」です。

ウェブサイトはインターネットにあるものだから、インターネットに最適化してください「郷に入りては郷に従う」というのは大仰かもしれませんが、人間が人間関係のなかでルールを守るように、ウェブサイトもインターネットの動向やら仕組みやらとうまく関係を作っていくことで、ビジネスに大事な「集客」を呼び込みやすくなるはず、ということです。

インターネットは進化が早いです。トレンドがあり、瞬く間に過ぎ去るものもあります。ならば、ソーシャルメディアサイトや検索エンジンなど、「意図せず」ブロックしていて機会を損失する、ということは避けたいですよね。

インターネットのなかにあるプログラムに読み取られやすいコードで書いておく(マシンリーダブル)、同時に1と2にあるような人間も情報を受け取りやすく、探しやすく書いておく(ヒューマンリーダブル)ことがこの先、前提となったウェブサイト作りが求められるのではないでしょうか。

ウェブマガジンが含む要素

総合的にやっぱりウェブマガジンにしてしまえば都合いい!?

ここで、なぜ、ウェブマガジンがプラスにはたらくか(都合がいいのか)ようやく、ざっくりと説明できます。

それは、単純に「ウェブマガジンは親しみやすいと感じた」からです。まあ、そんな感覚値だと記事にならないので、ぱっと思いつく特徴(利点)を挙げてみました。

  • ・記事が増える形態(=更新されるものという認識)
  • ・入口として親しみやすい(マガジン=雑誌という、リアルにあるものだから)
  • ・専門的な情報が豊富
  • ・ソーシャルメディアサイト外部サイトとの親和性
  • ・検索エンジンへの親和性
  • ・組織的なとりくみが可能

とりわけ、ウェブマガジンという形態は、今後必要になるでしょう。再訪してもらうため、リピーター獲得につなげるため、上記の3つの要素を網羅しているというわけです。昨年の記事のリライトを簡単に行いましたが、まだ通用する記事だという意味で、記載いたしました。

最近ではワードプレスのウェブマガジンスタイルのテーマファイルも多くありますよね。

発信しているウェブサイトの強さがそれだけアクセスやビジネスの機会獲得につながるのでしたら、ウェブも更新し続ける意味が生まれてくるのではないでしょうか。そのうち、どんな会社の業務内容にも「自社メディアの運用」という項目が追加されるかもしれません。

 - SEO, ウェブデザイン